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会員さんの声
(その5)

1997.6.19
アトピーなんか飛んで行け!の会

大阪府 Y.Nさん ( 97.7.2)

(30代男性) 

私のアトピーの症状との付き合いは、もう10年位になります。これまでの対処法は、症状が酷くなり、我慢できなくなると、皮膚科に行き、その度に種類の違うステロイド剤をもらうというものでした。なぜこうした症状が出るかは、先生も私もあまり追及する事なく、なんだか訳の分からない物に取り憑かれたような感じで、その場しのぎの対処を繰り返して来たのです。
私のアトピー対処法が大きく変わったのは、去年の事でした。春ごろから出たかゆみの症状がしつこく、つい毎日のようにステロイド剤を塗り続けてしまったのです。よく塗る所はケロイド状になり、皮膚が引きつっていました。このままではいかんと、自分なりに考え、ステロイド剤の使用を取りあえず一切やめてしまったのです。
リバウンド現象の事は、後で知りました。私に起こったこの現象(リバウンド現象)を、自分で勝手にステロイド剤の副作用だと思い込んでしまいました。こうした薬、そしてこうした薬を与え続ける皮膚科の医師に、不信感を持ったため、皮膚の異常に対処する手段がほとんど無くなってしまいました。
谷尾さんとは、子供の関係で、家内が少しお付き合いをさせていただいており、アトピーについて時々話を聞いてきてくれるようになりました。その話の1つに、私によく当てはまるものがありました。蛋白質の摂り過ぎです。ただし、始めのうちは、「多少関係あるかもしれない」という程度にしか受け止めていませんでした。しかし、少しずつ食べ物に気をつけて行くうちに、はっきりと症状との関連を感じるようになりました。今では、首、顔の一部、ひじ、ひざの内側に患部を残すのみに治まっています。まだ完治したわけでもなく、私の場合蛋白質の過剰摂取がアトピーの原因のすべてかどうかまでは分かりません。しかし、大きな要因であることは間違いなさそうです。さらによい結果が得られるよう、もう少し努力しようと思っています。

Nさんの奥さんとは、去年の春ころからのお付き合いですが、最初の頃は、ご主人のアトピーの事は、全く知りませんでした。奥さんは、肉類が嫌いで、食事にもほとんど使わないとの事で、子供さん共々アトピーとは全く無縁のご家庭だと思っていたのです。うちの娘も、その頃には、アトピー症状が全く無かったので、秋頃、私がアトピーの会を始めたと話したときに初めて、アトピーと縁があったことを知り、お互いに驚きました。
去年の夏が、リバウンドで一番症状が酷かったようで、その前にアドバイスして差し上げられなかった事が、残念です。

実例集:晩酌のおつまみが、蛋白質過剰の原因だったようです。


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