(2才の男の子がアトピー性皮膚炎/食事改善開始時2才半)
私は、今年の1月にこのアトピーなんか飛んで行け!の会に入会しました。初めて
参加させてもらった時、息子のアトピーは最悪の状態でした。
(それまでかかっていた医者には、)血液検査の結果何一つアレルギーはありませ
んと言われましたが、これほどまでになる原因は何なのか、どうしたら少しでも症状
が良くなるのかという私の問い掛けには、「しっかりと抗アレルギー剤を飲ませ、ス
テロイド剤を塗って下さい。」という何か、「治るかどうか試してみて下さい」とも
聞き取れるあいまいなもので、薬の副作用についても、かなり安易に考えているので
はないかと、首をかしげずにはいられませんでした。それでも、他にすがりつく物は
何も無く、2カ月間指示通りに薬を続けましたが、息子の症状は、少しでも良くなる
兆しはありませんでした。
そして始めた食事改善。最初の頃は要領も悪かったのですが、決して難しい事では
ないのです。要するにご飯をしっかり食べて、いろいろな野菜をどっさりおいしく料
理し、そして卵や牛乳、お肉や魚、大豆などの量を少し考えればそれでO.K 。やって
いくうちに、手作りパンやおやつなんかも作るのが楽しくなりました。
それでも、ここまでくるのに苦しい事は何度もありました。中でもステロイドを止
めたリバウンドにはかなり苦しみました(入会前)。でも、だからこの会があって本当に良かっ
たと思います。
そして、一番良かったと思える事は、何か特別に極端な事をしなくても、ただ毎日
の食事作りに少し手間をかけるだけで、5カ月でここまで来れた事です。
(; '') 初めて交流会に来た時は、リバウンドを起こしていて、胸と背中にボ
コボコの湿疹が出ていて、顔も湿疹だらけという、本当にかわいそうな状態でしたね
。牛乳を一人で1リットルも飲むほど大好きで、毎日のおかずも多すぎたのが原因で
した。でも、交流会がある度に、どんどん症状が軽くなり、今では顔をぱっと見ただ
けでは、アトピーとは気づかない程に回復しました。おなかと背中の湿疹もほとんど
無くなり、後は、手の先の湿疹です。パンやおやつも手作りしちゃうというおかあさ
んの頑張りには、私も少しは見習って、手作りおやつもたまには作らなくちゃと、刺
激を受けています。(最近おやつまで作る余裕が無くなってきちゃたなぁ。)
その他に、雑誌などで「これでアトピーが治った」というものをいろいろ調べまし
たが、かなり高額な費用がかかったり、極端すぎたりという気がしてなりませんでし
た。
そんな中で、私と息子を救ってくれたこのオーバーフローモデルは、今まで疑問に思
えて仕方なかった事を、かなり納得させてくれるものでした。
少し大変だなぁと思う事が有っても、息子の症状が少しずつ良くなって行く事が、何
よりの励みになったし、まわりの皆さんにも、キレイになって行くねと言われる事が
嬉しかったです。
「治るのか?本当に治るのか?」と込み上げて来る思いには、谷尾さんのいつも自
信を持って「治るよ」と言ってくれた言葉がとても心強かったです。分からないこと
は、繰り返し繰り返し説明してもらえました。先に良くなった人達の話もとても参考
になりました。
しかし、まだまだこれから先も油断は禁物。今息子は、週2回スポーツクラブへ通い
始めました。一時まぶたも腫れて、顔がジュクジュクしていて外へ出すのも億劫だっ
たあの頃の事を想うと、子供らしい笑顔が戻ってきてくれて、本当に嬉しいです。元
気です。風邪もひきません。これからも頑張ります。
そして、今アトピーで苦しんでいる人たちのお役に少しでも立てたらいいなと、思
っています。
息子は、4月から幼稚園に通い始め、もうすぐ1年経とうとしていますが、当初心配していた給食も週2回豆乳を持たせる以外はもりもり食べているようです。週2回スイミングに通い始め、運動量が増えたお陰でしょうか。勿論家での食事にはできる限り気を配っていますが、今のところ、悪化する兆しがありません。(時々食べすぎた時は部分的に痒くなることもあるようですが)アトピーの会に参加して得たことを、私なりに受け止めて、毎日の食事作りに役立てています。とにかく難しく考えずに、基本を崩さず、野菜をたっぷりの和食にご飯をしっかり食べさせる事で、なんとか続けております。肉類は、一度に量を取るよりも、少量を数回に分けるやり方を していますので、レパートリーも増えました。外 食もうどん屋さんか、くるくる寿司しか行かなかったのですが、最近おいしい釜飯のお店、豆腐 料理のお店なんかにも出かけております。ここま でこれたのは、谷尾さんのおかげだと感謝しています。助けて頂いて、何のお手伝もできずにい るので、心苦しく思っています。(略)アトピーの子供さんを持つお母さんに自分の苦労してきたことを伝えたい、脱出できると伝えたいという思いは有ります。また、機会があれば交流会へお伺いするかもしれません。
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