アトピーなんか飛んで行け!の会 重ね蒸しでらくらくクッキング 【ホームページ食生活のTopページ】
重ね蒸しでらくらくクッキング
2010.5.26
アトピーなんか飛んで行け!の会

お肉がないとおいしい味が出ないと思っていませんか?
 実は、野菜にもおいしいグルタミン酸や、甘味成分の糖類がたくさん含まれています。ただ、普通に火にかけても、その味をうまく引き出すのには時間がかかるのです。  タマネギをじっくり炒めたり、野菜を煮込んだり、あるいは焼き芋などをすると、とても味が良くなるでしょ?あれですよ。
 でも、忙しいあなたでも大丈夫。重ね蒸し煮なら、短時間でそれを可能にするのです。それには水蒸気でなるべく高温で蒸すのが良いのです。
ニンジンやレンコンやごぼうにこんなに甘みが有ったなんて、きっと新鮮な驚きですよ!
 また、干し椎茸と昆布を同時にダシとして使うと、単独の時の10倍以上も良い味がでます。ニンニク、しょうがなどの薬味も野菜のコクを出します。
お肉のだしがなくても、OKなのです。  

重ね蒸しの基本的な作り方

◎ ふたがきっちりできる鍋を用意します。(ふたに穴があいていない物)
  煮物には厚手、あえ物などの野菜は薄手の鍋がよいでしょう。
◎ 材料を食べやすく切ります。
・ 旬の野菜を使いましょう。季節外れの物は、おいしくできません。
・ 昆布、干し椎茸、薬味は料理によって選んで使います。
・ 根菜類はなるべく有機野菜を使い、皮はむかずに良く洗います。
・ 乾物は少量の水で戻し、戻し汁も使います。
◎水を少し(鍋底から5mm〜1cmほど)入れます。少な過ぎると焦げるので注意します。
◎ 鍋に材料を図のような順に重ねて入れます。
・ 水分の多いきのこや葉野菜は下に、煮えにくい芋類、根菜は蒸気の当たる部分を多く、人参、玉ねぎの甘みを強くしたい時は、その上に重ねて蒸気を充分に当てます。
・ 魚や豆腐などは一番上に重ねます。(野菜だけでも十分おいしくできます)
◎ 一番上に塩(自然塩)を少量ふります。野菜から水分が出て早く煮えます。また、自然塩は野菜の旨みを引き立たせます。
◎ ふたをして中火〜強火にかけます。
◎湯気が出てきたら弱火(湯気が少し出るくらいの火加減)にします。
◎火が通ったら(材料の軟らかさや、香りで分かります)強火にし、水分をとばしながら、かき混ぜます。
◎ しょう油、味噌などお好みで味付けをします。素材の味を生かすため、調味料は入れ過ぎないようにしてください。材料に絡ませる程度で充分です。
◎さらにかき混ぜて、火を止めます。
・ 火を止めてから白ごま油をまわしかけると、さらにコクが増し、新鮮な植物油を摂ることができます。
・ 煮物はそのまましばらく置いておくと、冷める時に味が染みておいしくなります。

まずは基本をマスターしよう

夏 
秋から冬
◎春野菜の煮浸し ◎夏野菜のみそ煮 ◎リンゴとサツマ芋の  
重ね蒸し煮
にんじん (千切り)  
タマネギ (くし切り)  
春キャベツ(ざく切り)
厚揚 一丁(一口大)  
タマネギ(くし切り)  
かぼちゃ(食べやすく)  
なす  (食べやすく)
さつまいも 中1〜2本 
   輪切り 
リンゴ   1〜2個  
  いちょう切り
材料を図のように重ねて入れ、水少量と塩一振りを加えて、蒸し煮する。人参に甘味が出てきたら醤油を回し入れ味付けする。好みですりゴマを混ぜたり、梅肉を混ぜても美味しい。 材料を図のように重ねて入れ、水少量と塩一振りを加えて、かぼちゃが良く煮えて甘味が出てきたら、みそを少量加え、ホックリと混ぜて、水分を飛ばす。 材料を図のように重ねて入れ、水少量と塩一振りを加えて、さつまいもが黄色くなるまで煮る。(焼き芋状)良く煮えて甘味が出てきたら、ホックリと混ぜて、水分を飛ばす。砂糖を加えなくても、十分に甘く出来たら、成功。

注意:野菜は季節のものを使いましょう。同じ調理法でも、季節外れのものは、おいしくできません。油気が欲しいときは、ごま油を仕上げに回し入れたり、胡麻和えにしたりします。各人ごとに調節しましょう。
アトピー飛んで行け!おじや
全身に湿疹があったり、汁が出ている場合や、まぶたが腫れぼったい場合は、かなり食べ過ぎている場合があります。胃や腎臓を休ませてあげるためにも1週間ほどダイエットを行いましょう。毎日1〜2食を下にある「アトピー飛んでけおじや」にします。残りの食事は、今までのおかず(肉類は控える)で、少し蛋白質を少なめに食べます。1週間位ならそれくらいの量でも、全く問題はありません。蛋白質タイプの場合は、減量すると、その日の内に、痒みが止まるなどの効果があります。
       

魚介類  1〜2種 
根菜   1〜2種 
葉野菜  1〜2種 
きのこ類 1〜2種 
干し椎茸  2枚 
出汁こぶ  1切れ
<作り方> 
 材料を食べやすく切り、図のように重ね入れて水を少し入れ、
塩をふり、重ね蒸し煮にする。煮えたら水を足し、
ごはん(白米)を加えておじやにする 
<食べ方> 
 魚介類は、一人2口程度にする。
1食当たり2〜3杯しっかり食べる。 
 味付けは、しょうゆ、みそ、ケチャップなど、
飽きないように工夫して下さい。
一杯目と二杯目を違う味にするのも、いいですね。

 


【このページのトップ/ メニュー食生活のTopページ】へ戻る

  ホームページへ戻る

 All Copyright Reserved by Atopy Nanka Tondeike no Kai,1997